
こんにちは!ヘルシーホーム広報担当の秋篠です。
暦の上では立冬を迎え、冬の始まりですね。温かい鍋料理が恋しくなる季節。コンビニレジ横のおでん鍋の美味しそうなだしのかおりにもついつい引き寄せられ、目をとめてしまう今日この頃です。
とは言え、実際にはまだまだ秋本番。後楽園などの紅葉も色づき始めで、これからが見頃のようです。秋のクライマックスを満喫しながら、冬を楽しむ準備もしていこうと思います。
「岡山市中区祇園」の史跡・名所探訪、最終章の今回は、満を持して、祇園エリア随一の由緒あるパワースポットとも言うべき「備前国総社宮」をご紹介。そして、住所としてはお隣り国府市場になりますが、建売分譲「tochito祇園Ⅱ期 展示場」のすぐ近くにある、とっても素敵なイタリアンバールスタイルのカフェをご案内します。
コンテンツ
いにしえの文化と隆盛を今に伝えるパワースポット
岡山市指定史跡「備前国総社宮(びぜんのくにそうじゃぐう)」
前回ご紹介した「祇園大樋改修記念碑」や「暮らしと珈琲」がある、ゆるやかな坂道をさらに下るとすぐ左手に「備前国総社宮」の鳥居があります。

「備前国総社宮」へのアクセス
「備前国総社宮」は、祇園コラムその1「備前国庁跡」ご紹介記事でも記しましたが、律令時代の備前国府直属の祭祀施設です。
祭政一致の時代、国司(朝廷より任命された、国の長官)は、国庁で政治を行うと同時に、国内の神々に奉幣(天皇の命により神社・山陵などに幣帛<神前にささげる供物>を奉献すること)を行うことも、命ぜられた最重要任務でした。巡拝するべき各神社が全国各地に点在して不便なため、各祭神を国府近隣の一か所に合祀する「総社」が必要でした。「総社」は日本全国各国ごとにあり、岡山県内には備前・備中・美作の三国それぞれに、「総社」も一社ずつあります。
備前国の「総社」である「備前国総社宮」には、備前国内128神社の御祭神が合祀され、その創建年代は、備前国総社宮ホームページによりますと、現存する当時の国司の任務を伝える資料『時範記』(因幡国の国司の日記の一部)の書かれた1099年以前といえますが、どこまで遡れるかわからないそうです。



ご祭神は大己貴命(大国主命)。「因幡の白兎」の神話で有名な神様です。 白うさぎの治療や、赤獅子岩での再生神話等でも知られる「医薬、医療、再生復活」の神様です。また、別名「大黒様」とも呼ばれ、商売繁盛、縁結び、幽世(かくりよ)を守護する神様としても崇敬を集めています。

復元された正殿(本殿)。
そして、ちょうど10月13日に参拝と撮影をさせていただいたのですが、10月21日~23日に「秋季例大祭」が令和2年も斎行され、22日には、国司着任儀礼等の創建当時の平安神事を再現し、平安時代さながらに五穀豊穣をお祈りされるとお聞きしまして、せっかくの貴重な機会ですので取材させていただきました。
(「国司着任儀礼」の再現は、日本初の試みで、社殿の再建が完工した2015年から執り行われています。)
当日はあいにくの雨で、国司一行が、国府の役人の出迎えを受け、徒歩で総社宮に到着する場面を再現する「国司着任の行列」は中止となりましたが、拝殿にて、「国司着任の儀礼神事」は再現されました。

雨も激しくなってきて、拝殿正面・外からの撮影は断念しましたところ、あたたかくお声を掛けて下さり、拝殿脇に招き入れて下さいまして、貴重な儀式を間近で拝覧・撮影させていただきました。総社宮様のご厚意にこの場を借りまして感謝申し上げます。
天皇は現人神(あらひとがみ)で在らせられるので、その名代である国司もまた神のような存在だったそうです。各儀礼は、わかりやすい解説付きで執り行われます。
① まず国司に酒・肴を振る舞い長旅をねぎらった後、拝殿中央で国司に「太政官符」(国司任命の辞令)を配布し、備前の国の民にも見せます。


② 国印と蔵の鍵を国司が受け取り、それを櫃に納めて封印します。その国の印と鍵を受けとることで、初めて国司の任に着くことができます。


③ 国司に金米粥を奉献。国司が任国の特産物を食することは、「平らげる」=「国を平らげる(平らかにする)」という意味を持ちます。


④ 国をどう導くのか、国司が所信表明を行います。

⑤ 備前の国の民が、国の情勢を国司に報告します。地元の代表が、今年のコロナ感染拡大の経緯と現在の岡山県の感染状況を報告するとともに、「新しい生活様式を余儀なくされている今、これまでの生活が如何に幸せであったかを痛感するとともに、令和2年を無事乗り越えられるよう祈りたい」という思いが述べられました。
⑥ 芸能の奉納者による挨拶と玉串奉奠の後、拝殿前の舞台で、芸能の奉納が行われます。


岡山県出身のシンガーソングライターNaom’ey(ナオミ)さんによるピアノ弾き語り。


倉敷芸能塾による獅子舞の奉納。

国司が奉納を見守ります。厳かな空気に包まれます。
平安装束を身に着けての荘厳な神事の再現を拝覧するのはもちろん初めての経験ですし、獅子舞を生で鑑賞したのも実は初めてです。Naom’eyさんの演奏も素晴らしく、清らかな空気の中、心身が浄化され、崇高なパワーが静かにみなぎってくるような気持ちになりました。
悠久の時を超えて現代に蘇った平安神事。後世へ伝え残していかねばならない貴重な歴史と伝統の文化遺産を体感させていただきました。
南欧マルタの美食&ムードに浸る!「Cafe & Moda TACSUM」
祇園コラムの最後を飾るのは、南欧の国・マルタに魅せられた店主が営む、センスの良いイタリアンバールスタイルのカフェ「Cafe & Moda TACSUM」です。

住所としては、祇園のお隣り・国府市場ですが、「tochito祇園Ⅱ期 展示場」から徒歩圏内、県道219号線沿い、「天満屋ハピーズ国府市場店」の道を挟んで向かい側になります。
「Cafe & Moda TACSUM」へのアクセス

特徴あるピラミッド形の屋根。「外観」からすでにお洒落な雰囲気を醸し出しています。

取材なのですが、困ったことに気分はすでにバカンスです(笑)。




どこに座るか迷ってしまう素敵な空間が広がります。眺めのよい中庭には古木があり、お天気のよい日は時間を忘れて自分の世界に浸ってしまいそう。カウンターの中にいらっしゃるのが笑顔がとても素敵なお優しい店主・藤茂登 昌也さんです。
地中海の小さな島国・イタリアの南に位置する「マルタ共和国」。店主の藤茂登さんが、マルタ島に魅了されるきっかけとなったのが、名古屋での大学時代、アリバイト先で、お客様として訪れたマルタ人の”Raymond Muscat”さんとの出会いだそうです。Muscatさんの影響を受け、それまではまったく未知の国であったマルタに、それから26年間毎年訪れ、透き通る青色の海、輝く太陽など、その美しい風景や、フレンドリーな国民性、そして隣接するイタリアを含めた文化や美味しい料理にも心魅せられ、マルタをイメージしたイタリアンバールスタイルのカフェをオープン!お店の名前はMuscatさんのお名前を逆さに読んで「TACSUM」に。


異国情緒あふれる雰囲気の中、ラテやカプチーノなどのコーヒーや、コーヒーのお友にぴったりの軽食とデザート、そしてイタリア風のドリンクが楽しめます。早速、自慢のお料理をいただくことに。



「フレーバーマキアート(キャラメル)」(税込600円)。たっぷりのフォームミルク(泡立てたミルク)にエスプレッソを自分で注ぐスタイルです。ミルクにはかわいらしいハートが描かれています。
お料理もコーヒーも本場にこだわってらっしゃるだけあって、すごくリッチな味わいです。

実はこの後、ピザも食べる気満々だったのですが、さすがにお腹いっぱいになりまして(汗)、テイクアウトしてお家で頂くことにしました。テイクアウトメニューもたくさんあります。


藤茂登さんのサイン入りパッケージです。そして、中を開けるとそのゴージャス感とボリュームに感動しました!ベーコン、オニオン、プチトマト、ブラックオリーブ、ジェノベーゼソース、そしてたっぷりのチーズ。生地が見えないぐらいのトッピングのボリューム。見た目も味わいも豪華です。生地もサクっとして、本当にその美味しさに驚きました。この充実の内容にしてお値段は1000円(税込)!幸せな気持ちに包まれました♪
店内ではバッグなどの雑貨も販売なさっています。イメージ的に高級感があって「少しお高いかな?」と拝察したのですが、フードやドリンクのメニューも、雑貨も、総じてお値段がリーズナブルです。こんな洗練された美味しいお店が近所にあったら毎日でも通いたくなりそうです。夜は照明を落として、キャンドルが灯るムーディーな雰囲気に。また夜もお邪魔してみたいと思います。
「マルタに一番行っている日本人です!」と自負する藤茂登さんのマルタ愛に満ちた、センス際立つお店です。
岡山市中区祇園にお勧めの建売分譲がございます。
詳しくは、お近くの店舗・展示場へお問い合わせください。