こんにちは!ヘルシーホーム広報担当の秋篠です。時が経つのは早いもので、気が付けば、もう6月末。2021年も半分が過ぎました。振り返れば今年の上半期は、コロナ禍による自粛生活と緊張感もあり、なかなか晴れやかに過ごせない半年間ではありました。
岡山県では緊急事態宣言が解除され、新規感染者もやっと減少方向に転じてきました。引き続き7月20日まで「リバウンド防止強化期間」ではありますが、ワクチン接種も開始され、少しずつ感染収束の兆しも見えつつあります。まだしばらくは我慢と緊張の日々が続きますが、梅雨明けの爽やかな夏空とともに、長いトンネルの出口が少しでも見えてくることを切に願います。そして、仕事は「元気印」で、プライベートは「ソロ活」で、対策はしっかりしながら、豊かで充実した時間を過ごしたいものです。
さて、玉野市築港周辺のおすすめスポット、前編では宇野港周辺の海景色とパブリックアートをご紹介しましたが、後編は、心華やぐプチ旅行気分が味わえる個性派カフェ2選をお届けします!
コンテンツ
国際色豊かなホテル併設のオープンカフェで、幸せ朝食&晴れやかランチ。
「
UPINN
カフェ」
玉野市築港・宇野駅前の、直島・豊島・小豆島行きフェリーターミナルが見渡せる抜群のロケーションに、思わず立ち寄りたくなる開放的なオープンテラスのカフェがあります。
「
UPINN
カフェ」へのアクセス
岡山方面から国道30号線を玉野方面へ。宇野駅前に向かって「宇野港口」交差点を過ぎてすぐ左手、通り沿いにあります。直島、豊島、犬島などへ向かう英語圏の旅行客に特に人気のホテル「ウノポートイン」併設のカフェです。
「UPINNカフェ」を手掛ける「ウノポートイン」が入っている建物は、1983年に建てられた昭和レトロな元旅館。2016年、海外旅行者向けの国際色豊かなユニークな宿泊施設に生まれ変わりました。ホテルのゲストラウンジでもあるカフェは、現在、土日限定で7:30~15:00オープン(コロナウイルス感染拡大防止のため時短営業)。一般客も利用できます。
その魅力のひとつが、オープンエアなテラス席の気持ちよさ。通りには面しているのですが、隠れスポットのような“穴場”感もあって、異国の港町のカフェにいるかのようなおしゃれな気分になれるのです。宇野港方面を訪れる時には、私が必ず立ち寄るお気に入りのお店です。
(時世を鑑み、現在は、夜営業は休止中。状況が落ち着いたら、夜営業も徐々に再開予定だそうです。)
※2019年5月5日撮影
そして、ひと味ちがう小粋なフードメニューも外せない魅力です。毎朝焼き上げる自家製パンを使った自慢のホットサンドやベーグルなどの、多彩な朝食やランチセットが人気を集めています。
サンドの具は4種類からセレクトできます。ヨーグルトグラノーラとフレッシュフルーツ付きなのもヘルシーでうれしい♪
朝食セットは、欧米の人の朝ごはんを再現したもの(日本人の卵かけごはんのようなイメージ)だそうです。カイザーブレッドやベーグル、マフィン、スコーンも全て手作りで、スタッフが毎朝ひとつひとつ丁寧に焼いています。長期滞在者も多いので、旅行を楽しむためにも「朝ごはんは食べ慣れたもので体調管理してほしい」という想いがこもっています。
また、私たち日本人にとっては「おしゃれな朝ごはん」なので、いつもとは違うこんな朝食から始まる1日は、日常を忘れてリラックスできる特別な休日になりそうです。
具材は4種類からセレクトできます。
ここで、カフェを手掛けているホテル本体のことも少しご紹介したいと思います。最初に書きましたが、「ウノポートイン」の建物は、元々は1983年(昭和58年)に旅館として建てられました。2011年に旅館は売却され、移住者促進のためのゲストハウスとして利用された後、2016年3月、「ウノポートイン」としてリニューアルスタートしました。
※ホテルの歴史は、公式HP上に詳しく記されています。宇野のまちの歴史も貴重な資料や写真とともに知ることができますので、ぜひご覧ください。
プロデューサーの上杉幸三マックスさんは、地元・宇野のご出身。ニューヨークで映像や映画音楽制作を学び、ブルックリンでラジオDJ、ドキュメンタリー映像の制作等を手掛けていましたが、直島の「家プロジェクト」にインスパイアされ、空き家となっていた宇野のご実家を改造、2009年、外国人用B&B「ウノスロープハウス」を設立しました。当時、英語圏旅行者向けの宿泊施設は玉野では唯一だったそうです、そしてその後「ウノポートイン」をプロデュース、スタートさせました。
特別な古民家でなく「古い昭和の家」がコンセプトのお宿。それぞれの部屋の名前に昭和の名作を残した映画監督の名前を冠しているのもユニークです。「ウノポートイン」は、トリップアドバイザー社が選ぶ「2020年人気の旅館・B&B・イン トップ 25 日本部門」で全国第12位を獲得しています!
「宇野港芸術映画座」(国際インディペンデント映画の野外上映)も、映画製作のパートナーでもある妻のタハラレイコ氏と共同主宰され、地元・宇野を拠点に、文化振興・発信に注力されています。
提灯型の照明が楽しい店内席も、レジャー気分を盛り上げてくれます。
お天気のよい休日、オープンテラスのある港町のカフェで、幸せ朝食や晴れやかランチ。ショートトリップ気分で非日常な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?ほとんどすべてのメニューがテイクアウトOKなので、のんびり海ピクニックするのもいいですね♪
台湾情緒あふれるエキゾチックな空間で、本場の妙味と優雅なお茶時間を楽しむ。台湾カフェ「無天茶坊」
日本人の海外旅行先として人気の台湾。美味しい食事やスイーツでも注目を集めています。
そんな絶品台湾グルメを本場さながらに味わえるカフェが玉野市築港にあります。
台湾カフェ「無天茶坊」へのアクセス
【周辺の目印】
しばらく直進し、十字路右手の存在感のある建物がお店です。
お店の外観も風格があって素敵なのですが、一歩足を踏み入れると、レトロな台湾を感じさせるノスタルジックな空間が広がっています。町で長く愛された旧中国銀行の建物を、外観はそのままに、リノベーションして台湾の雰囲気を再現しています。
コンセプトは“歩いて行ける台湾”。吹き抜けの開放感とともに、本格的な台湾烏龍茶と日本ではあまり味わうことのできない台湾の食文化を気軽に楽しむことができます。
ランチでは、台湾伝統のお母さんの料理の製法を守りつつ、日本人の味覚や嗜好も加味したヘルシーな本場の味を堪能できます♪
まずは、食通の知人も大絶賛の土日祝限定ランチメニュー「台湾屋台生活」(焼き小籠包・豆乳スープ)をいただくことに。
日本で小籠包といえば蒸したタイプが一般的ですが、台湾では“焼き”もポピュラーな屋台の味だそうです。
クリーミーでまろやかな豆乳にザーサイ、アミエビ、葱、揚げパンが入っています。やさしい塩味にほんのりお酢の酸味が胃袋にじんわりとしみわたります。揚げパンの食感も楽しい♪
ランチは、他にも台湾の国民食「
お弁当は本物の台湾鉄道のお弁当箱で提供されます。プチ旅行気分で心ときめきます♪
お弁当には、日替わりスープ(この日はかきたまスープでした)とスイーツ、烏龍茶が付いています。旅情を誘うお弁当箱に、多彩な食材の楽しさと台湾らしさが詰め込まれた宝箱のようなランチ。ボリューム満点でお腹いっぱいに。心も満たされます。
そして、満腹ではありますが、“甘味は別腹”ということで、「台湾スイーツプレート」(13時~提供)もいただきました。代表的な台湾のスイーツ3種を味わえます。季節によって内容が変わります。
その美しく華やかなビジュアルに思わず「わあっ」と歓声を上げてしまいました!
写真手前から時計回りに「パイナップルクッキー」「緑豆ムース」「烏龍茶シフォンケーキ」です。パイナップルクッキーは生のパインの餡入り。しっとり感とサクサク感のバランスが程よい生地に上品な甘みの餡。ほんのり漂うパイナップルフレーバーに南国らしさを感じます。なめらかで優しい口どけで緑豆のコクが広がる緑豆ムース、烏龍茶の香り豊かなふわふわのシフォンケーキ。どれも素朴でほっと和むお味でした。
スイーツプレートの他にも、無天茶坊ならではの身体に優しい絶品スイーツメニューがいろいろ。
そして、無天茶坊といえば、外せないのが「中国茶(台湾茶)」。まず茶葉を選んだら、中国高級茶藝師の袁振麗(エンシンレイ)さんが、お客様の目の前で淹れてくれます。本来は食事の後、茶坊スペースでゆっくりお茶を楽しむのが流儀なのですが、今回は、スイーツプレートのおともとして、スイーツと一緒にいただきました。
台湾では、日常的にお茶を飲む文化が根付いていて、日本の茶道同様、お湯の温度や茶器の選択、煎れ方など、様々な作法があるそうです。
目の前で丁寧に淹れてくださる袁さんの所作が凛として美しく、思わず撮影を忘れて見とれてしまいました。これぞ“おもてなし”ですね。
お茶は、一つの注文で、7
清冽な香りに包まれて過ごす優雅なお茶時間。心がすぅ~っと落ち着きます。日々慌ただしく過ごす中で溜まった
(※星獲得には至らなかったが、ミシュランの基準をクリアしていると評価された店に与えられる称号です。)
ミシュランの評価は、世界的にその味が認められた証。素晴らしい事です!
ランチからスイーツ、お茶まで、「ここは台湾?」と本当に錯覚しそうな非日常な世界観を演出してくれるカフェ。テイクアウトメニューやオンラインショップもありますので、おうちでもプチ台湾旅行気分が楽しめそうです♪ぜひホームページもチェックしてみてください!
玉野市築港にお勧めの建売分譲・分譲地がございます。
詳しくは、お近くの店舗・展示場へお問い合わせください。